ジオラマ標本の乾燥にアイリスオオヤマの布団乾燥機を使ってみました。

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標本の乾燥に有効活用

雨の多い季節になると標本を軟化させるとなかなか乾燥せず困ってしまいます。

そこで布団乾燥機を活用して、短時間に乾燥し硬化するか試して見ました。

まだまだ問題は色々と出てくると思いますが、そこは使いながら試行錯誤しながら改善して行たいと思います。

水槽の底に乾燥剤を入れる

水槽の底に乾燥剤を入れる

ガラスの水槽にジオラマ標本を入れる。

ガラスの水槽にジオラマ標本を入れる。

□ガラスの水槽の底に強力乾燥剤を入れ、軟化させ整形したジオラマ標本を入れて行きます。

まだ柔らかいので型崩れしないよう慎重に順番に入れて行きます。

水槽に入れたジオラマ標本

水槽に入れたジオラマ標本

□天気のいい日は自然乾燥で半日ほどで硬化しますが、やはり梅雨の季節はなかなか乾燥しませんね!

短時間で乾燥すれば、標本作製のスピードが飛躍的改善され大量に製作することが出来ます。

□この水槽であれば6個の標本が1段目に入ります、台を作って2段にすると12個まで入ります。

ガラスの水槽は4個ありますのでキレイに拭き上げて使うための準備をしました。

ノズル用の穴

ノズル用の穴

ノズルの装着

ノズルの装着

□水槽の蓋にノズル用の穴を開けて、ノズルを隙間なく入れます。

ノズルはこのままズレないように固定しておきます。

布団乾燥機を稼動

布団乾燥機を稼動

□布団乾燥機の設定を熱い(赤表示)20分にしてスイッチをONします。

そのとき中で温風が回流するように右側の蓋を隙間が開けるようにします。

これで温風が外に出て行くので水槽の中全体が温められ乾燥します、3mm程度ズラしています。

蓋を取り替える

蓋を取り替える

ジオラマ標本の乾燥後の硬化を確認

ジオラマ標本の乾燥後の硬化を確認

□蓋を穴が開いてないものに取替え、30分ほど標本の温度が下がり硬化するよう自然に冷やします。

その後、ジオラマ標本を取り出し、指で押さえて動かないか確認しましたが十分乾燥して硬化しているのを確認出来ました。

□まとめ

標本作製のさい乾燥に時間が掛かり、完成まで長いときでは1週間ほど掛かっていましたが

、この方法だと乾燥までの時間が短く、特に梅雨の季節にはとてもありがたく、有効活用できそうです。

また乾燥剤も常に乾いた状態ですので、強力に乾燥してくれます。

▶京都府WEBサイトに掲載⇒こちらから!!


◎標本カテゴリページリンク

以下に標本に関するページを紹介します。興味のあるページありましたら是非、ご覧ください。

ジオラマ標本キットを活用して、自らジオラマ標本を作製しよう!!

皆さんが自ら、ジオラマ標本を製作出来るように、開発された、当店オリジナルのジオラマ標本キットを紹介します。
ジオラマ標本キット12種類については、展示ケース型と造形流木の組み合わせについて判りやすく詳細を説明します。

当店のキャッチコピー「ジオラマ標本キットを、活用することにより、皆さんが大切に育てた、思い出のクワガタ、カブトムシの標本を、生き生きとした、リアルな展示品として、自ら製作することが出来ます。」

YouTubeチャンネル①

オオクワ京都昆虫館のYouTubeチャンネルを公開しました。

お客様からジオラマ標本を自ら作りたいという、要望にお応えするため、現在当店ですすめているのが、ジオラマ標本製作キットの販売です。
その前段階として、製作手順や方法を説明した動画を公開しました。

大阪インセクトフェア2024b

今年のインセクトフェアin大阪 2024は、たくさんのお客さんで大変賑わっていました。

昆虫イベントのレンタル用として、掘り出し物標本をインセクトフェアで仕入れてきました。
インセクトフェアの開催日は毎年日曜日でしたが、今年は3月20日(水曜)祝日、お店もお休みでもあり、じっくりと時間を掛けて標本を見定めて仕入れることが出来ました。

コノハムシ

昨年に引き続きインセクトフェアin大阪 2023へ行ってきました。

昨年に引き続き大阪で開催されるインセクフェアin大阪へ急遽行くことになりました。
今年はコロナも終息に向かっていることもあり、春から夏に掛けて昆虫イベントの問い合わせや依頼が各所から来ています。そこで、昆虫イベント展示用に貸し出す(レンタル)昆虫標本の数も大幅に不足することが決定的なので、不足分を補う必要があります。
そのため完成した出来上がりの昆虫標本を仕入れることを目的に今回インセクトフェアに行き仕入れることになりました。

DHヘラクレスオオカブト♂147.3mmパターンG-6

完成した標本を送るさいの当店の対応内容など判りやすく動画で説明しています。

お客様からパターンGの平面標本の製作依頼があり、完成したのでお送りしましたところ梱包を開けるところから当店の注意書きなど細かく紹介していただきました。

これから標本製作依頼される皆さんに当店の取り組みあ判りやすく参考になりますので、当店ブログに掲載することになりました

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お客様が大切に最後まで飼育して死んでしまった珍しブルー個体、ヘラクレスオオカブト♂158mm,♀72mmのペアについてパターンDのジオラマ標本の製作依頼がありました。

届いた状態はとても悪く、かなり重度に破損して細かく分断しており、修復はジグソーパズルのようで難しく、元通りにするのは不可能と思いましたが、何とか全ての修復は完了しました。

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お客様の標本製作に関する専門的な技術内容やお客様の質問や疑問に対して丁寧に対応しています。
それによりお客様も安心して標本製作依頼をすることが出来ます。

今回紹介する内容は、事例としてこれから標本製作依頼をするレベルの高い標本を希望する皆さんの参考になれば幸いです。

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