当店の歴史

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オオクワ京都昆虫館、当店の歴史を逆上り各期間に分け、ご紹介します。

▶ 当店は開業オープンから今年で22年を迎えました。

(2000年6月創業)

・当店の歴史の始まりは経営に関する知識や経験が全くゼロからのスタートがでした。

それは、山あり谷ありの楽しい事もあり、厳しい事もあり、日々を夫婦2人で協力しながらお客様との繋がりを大切に

真面目に一つひとつ築き上げてきたことが長年の店舗運営による「信用力」となり

お客様との信頼関係が構築され、当店の持続的経営の基盤となりました。

・当店独自の仕入れネットワークは、豊富な専門商品から選べる「仕入れ力」としてお客様に支持され喜んでいただいています。

・長年培われた「技術力」はあらゆる場面で当店の強みとして活かされています。

ネット通販22年の経験とキャリアから生み出されたIT活用技術とオオクワガタ養殖技術を応用することで「楽天市場 昆虫部門1位を獲得」しています。

そして私が昆虫に興味をもつ切っ掛けとなった標本作製技術は、工夫を重ね独自の技術・ノウハウを蓄積し確立してきました。

この3つの力 「信用力」 「仕入れ力」 「技術力」 によって、当店はお客様に支持いただいてきました。

・当店の歴史を文章にまとめる際に、これまでの店舗運営を振り返りながら、開業オープン時の熱い想いが蘇り、懐かしく思い出す機会を得ることが出来ました。


❏ コロナ感染症の拡大による苦難の時代

◎ 2020年 ~ 

当店ではお客様の健康と安全を第一に考えソーシャルディスタンスを維持し、3密を防ぐため、以下の内容を2020年7月21日火曜日から実施します。

1.来店事前予約制(午後1時から午後7時まで)月、水、金は定休日

・電話からの予約(075-931-5006)⇒時間外は留守電に入れてください。
・当店HP「予約システム」から予約 ⇒ リンク先
※予約状況は予約カレンダーから確認できます。

❏ 予約時間前に店前でお待ちいただくことはご近所の迷惑となりますので出来るだけお控えください。
・どうしても次の順番をお待ちいただく場合は静かにお待ちください。

2.3密を防ぐ対策

事前予約の生体購入のお客様1組限定:家族最大5人(滞在時間⇒目安20分)
+プラス次のお客様との入れ替え時間を10分⇒合計30分とします。
※当日予約なしでご来店のお客様は、その場で空いている時間帯を店前のQRコードからご予約ください。

QR

3.飼育用品のみを購入のお客様

・電話 075-931-5006  または 当店HPの「問い合わせフォーム」からご希望商品内容を送信ください。
・店前に置いてある用紙からご希望商品を選んでいただきご提示ください。
※飼育用品は店前にてお渡しします。(商品により在庫切れの場合もあります)

4.入店前 手のアルコール消毒の実施

※店前にスプレータイプを用意してあります。

5.入店前 検温の実施

※37.5度以上の場合入店はお断りする場合もあります。

6.入店のさいマスク着用義務付け

※お持ちでない場合は、こちらで用意したマスクを購入していただきます。


❏ ネット販売強化のため実店舗の定休日、営業時間を下記の通り変更させていただきます。

2020年7月13日月曜日より実施

定休日:月曜日、水曜日、金曜日
営業時間:午後1時~午後7時まで
(但し、臨時休業等有り)

事前予約のお客様を優先致します。

コロナ感染症対策・熱中症対策のため店内は生体購入のお客様1組限定(滞在時間⇒目安20分)
※予約の方を優先とさせていただきます。
⇒ 電話(075-931-5006)にて予約状況を確認ください。
注意)特に土日は混み合いますので事前予約をお願いします。

飼育用品のお客様は電話予約。または店舗前の用紙に希望商品を選んでいただき店前にてお渡しします。

(商品により在庫切れの場合があります。)

ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。


❏ コロナ対策を以下の内容で実施中です。ご協力お願い申し上げます。

2020年5月23日より実施

1.用品のみ注文の方は事前に電話での注文お願いします。こちらで用意して店前でお渡しします。

2.見学希望のお客様は、入店をおこわりさせていただきます。

3.店内では、必ずマスクを着用の上、3密予防のため店内では1組のみ入店し、20分以内を目安にお買い物をお願いします。

4,店内では、必ずマスク着用は必修ですが、お持ちでない場合は、こちらで用意したマスクを購入していただきます。

5.セールスは一切おこわりします。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

❏ コロナ対策・熱中症対策(日除けパラソル、椅子)設置

店舗前にパラソル

▶ 店前でお待ちのお客様の熱中症対策として日除け、雨除け用のパラソルを設置しました。

店舗前に椅子を2脚組

▶ 店前でお待ちのお客様様に椅子を用意しました。

店前でお待ちの際は小声で静かにお待ち下さい。


❏改革・改善期

◎ 2017年 ~ 2019年 公的機関のサポートによる 新たな「経営改革・改善」へのチャレンジ

▶ 知恵の経営 報告書

・2018年、6~7月、京都商工会議所の知恵の経営」入門セミナー及び実践セミナー3回に参加しました。

「知恵の経営」報告書の作成に取り組み平成31年(2019年)3月31日30(1)193 号 実践モデル企業 京都府知事 から認証されました。

「知恵の経営」と「経営革新」

❏京都府知事の「知恵の経営」認証書とその前年に承認された「経営革新計画書」承認書を奥のフロアに掲示しました。

▶ 知恵ビジネスプランコンテスト

・京都商工会議所主催の「知恵ビジネス塾」4回シリーズに2年連続(2017年、2018年)参加して

第9回及び第10回知恵ビジネスプランコンテストに挑戦しました。

第10回(2018年)では一次書面審査通過12社の中の1社に選ばれました。

二次審査(6社認定)著名な審査員12名の前でプレゼンを行い、その後の審査員による質疑応答の結果、認定にはいたりませんでした。

知恵ビジネスプランコンテスト一次書類審査通過

▶ 経営革新計画書

経営革新計画書 俯瞰図

❏経営革新計画書 俯瞰図

・2017年9月から12月に掛けて、向日市商工会と京都産業21のサポート受け

「経営革新計画書」に挑戦し、平成30年(2018年)2月28日30も第47号 京都府知事 承認を得ました。 

▶ 持続化補助金申請

・2017年 2月地元向日市商工会のサポートを受け持続化補助金が採択されました。

初めての取り組みとして、お店のリフォームや看板の設置、チラシやカタログの新規作成など実施しました。

▶ 看板の設置(お店サイド側)

▶ 看板の設置(お店入口前)

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❏変革期

◎ 2014年 ~ 2017年 昆虫専門店での購入・来店者の増加

・愛好家が個人で昆虫生体を養殖し、インターネットで販売するようになり

雑種や幼虫の種類が違うなどクレームが多発しました。

そのため昆虫生体の正当性が問われるようになり

かえって専門性が高く信頼できる専門店が評価されるようになって来ています。

こうした動きの中では目利き力が問われることから

インターネットでは買わず、必ず昆虫専門店を訪れ購入する顧客が増えて来ています。 

・外国産については、ムシキングブームの頃は数多くの種類と個数多く仕入れてコスト高でした

現在は特に東南アジア入荷の天然採取のクワガタ、カブトムシの売れ筋生体の種類を選び、数も限定して仕入れています。

毎回入荷後すぐ完売しているため予約をするお客様が増え、売れ残り少なく在庫を抱えるリスクも減少しました。 

・日本の自然環境で飼育しやすいことからオクワガタやヒラタクワガタなど国産の人気が上昇

毎年大量に在庫しているオオクワガタも店舗とネット販売により、7月、8月には完売しています。 

・2017年-2018年と新たな昆虫イベントの依頼を受けました。

イオンモール桂川

▶ イオンモール桂川

京都市動物園

▶ 京都市動物園

京都国際会館

▶ 京都国際会館 新たに地域に密着した昆虫イベントの受注がありました。

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❏転換期

◎ 2013年 ~ 2015年 流通構造の変化による低価格競争へ

・高品質な菌糸ビンの低価格化や飼育関連商品の充実に加えて、インターネットや雑誌等を通じて飼育ノウハウの情報が得やすくなり

家庭での飼育が普及し始めました。そのため養殖技術が向上し、だれでも販売できる参入の容易さ

インターネットによる流通構造の変化により、昆虫マニア自身がネットを活用して供給側に回り

高値だった昆虫が大量に出回り、市場は低価格競争と流れて行きました。

・インターネットの普及で、店舗をもたなくても、だれでも生体取引に参入できるようになったことから

趣味が高じた愛好家が、副業で自家養殖した生体をネット活用したサイドビジネスが増加し成功している個人が多く存在しています。

このような動きが昆虫の流通構造を急速に変え、市場価格にも影響を与えています。

そのため、専業の養殖・販売業者は弱体化し、専門業者の撤退や爬虫類や哺乳類など他のペットとともに扱う専門店が増えて来ています。

・2013年以降、住宅販売の不振もあり住宅展示場からの昆虫イベントの受注はゼロにとなり、当店も転換期の影響を受け、売上げは年々減少傾向にあります。

・2014年、昆虫イベントはインテックス大阪の世界の昆虫展とブルーメの丘などスポット的な受注のみとなりました。

世界の昆虫展

▶ インテックス大阪の世界の昆虫展

▶ ブルーメの丘 昆虫展示場


◎ 2010年 ~ 2013年 雑誌・新聞・テレビの露出が増える。

・ムシキングブームも去り、当店も売上が下降気味ではありましたが昆虫イベントの受注も2013年までは順調にあり、売り上げの落ち込みもそれほどなく安定していました。

また樂天市場ネット販売も30%超えていました。当店はブームが去った影響はそれほど受けていませんでした。

※多くのマスメディアによる露出が増えたことにより、当店の認知度が向上しました。

京都新聞 洛西版

▶ 2010/8/13 京都新聞 洛西版

未来26 KBS京都

▶ 2011/12/01 未来26 KBS京都

京都新聞 地元経済欄

▶ 2011/8/18 京都新聞 地元経済欄

TOKK阪急沿線ちょい駅散歩

▶ 2012/3/1 TOKK阪急沿線ちょい駅散歩

◎ 2011年 ~ ムシキング一大ブーム終焉

・趣味としてのクワガタ飼育は多くの愛好家に浸透し、外国産希少種も飼育方法が確立し

流通個体は増え、バブルともいえる高額での取引にも陰りが見え始め、ムシキング一大ブームは終焉を迎えました。

・最盛期には10店舗以上あった京都府内の昆虫ショップは、当店の他に1店舗のみとなり、ムシキングブーム時代に新規参入した同業他社の撤退が相次ぎ、市場規模は縮小しました。

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❏発展期

◎ 2005年 ~ 2012年 昆虫イベントの受注増へ

・昆虫イベントの依頼が増え、特に東北、関東、九州と毎年G・Wや夏の昆虫シーズンに依頼があり、生体を中心に標本など、昆虫イベントに必要なグッズなど貸出品(レンタル)として提供していました。

・更には住宅展示場(積水ハウス・ダイワハウス)からの昆虫イベント出展依頼が毎年有り、生きた外国産大型カブトムシを中心に集客のための昆虫イベントが開かれ、日本各所の住宅展示場10箇所以上から依頼がありました。これは、他の昆虫イベント会場へ、生きた昆虫を貸し出し(レンタル)品として繰り返し使えるメリットがあり、設置運営も住宅展示場が行っていたので、展示品をイベント会場へ送る業務のみでした。

住宅展示場での昆虫イベントの様子

▶ 住宅展示場での昆虫イベントの様子

◎ 2002年 ~ 2011年 甲虫王者ムシキング ブームの到来

・幸運にも創業から2年目2002年より小学生の間で大流行したアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」が大ブームとなり、カードの中で人気の外国産クワガタ・カブトムシの数も種類も豊富に仕入れました。

在庫を抱えるリスクはありましたが、売上げは増加し経営は安定していました。 ・当時は、ムシキングブームの影響もあり、最大手の(株)奈良オオクワセンターなど昆虫ショップが京都府内だけでも10店舗以上と乱立した時期でもありました。

セガ「甲虫王者ムシキング」

▶ セガ「甲虫王者ムシキング」

2003年 向日市まつりに初参加 

▶ 2003年、向日市商工会に入会、商工会主催の催事として向日市まつりに出店、初めて参加。

向日市まつりは向日町競輪場内で11月の第2週土日に開催される近辺の市・町から数万人の来場がある、地域の一大イベントです。

当店は2003年から毎年参加して商工会ブースに出店しています。

毎回チラシを来場者に配り、 当店を知ってもらうPR活動をしています。

また500円くじ引きは好評で外国産クワガタの成虫やオオクワガタ幼虫やカブトムシ幼虫が当たり皆さん大変喜んでいただいています。

向日市まつりが終わった後もPR活動の成果やくじ引きの生体の飼育用品を買い求めに新規のお客様が来店しています。

向陽小学校体験学習3

向陽小学校体験学習

▶ 2004年から 地元小学生の体験学習は毎年2回受け入れています。

希望児童が多く子供たちが選ぶ体験学習の中で常に一番人気です。

憧れのヘラクレスや大型クワガタを触ったり、エサ交換、飼育ケースのマット交換を体験し 子どもたちは「生き物を育てる大切さ」を学び、楽しい時間を過ごしています。

子供たち体験学習を通じ、父兄からの口コミ効果を得て家族連れの新規の来店があります。

京都新聞 洛西版に記事掲載

▶ 2005年には向日市民会館で初めて、当店主催の昆虫イベントを開催。

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❏創業期

創業期

▶ 創業から2年目2002年11月 撮影

◎ 2002年 ~ 卸し販売を開始

・2002年、納品先ペットショップの紹介により当時大手総合ペット用品会社「ミヤザワ」(神奈川県本社)関西支社(京都市山科区)取引を開始し、昆虫生体や飼育用品納入(卸し)を開始しました。 

◎ 2000年 ~ 2001年

・京都市内のIT企業を脱サラし、2000年6月に念願の昆虫専門店を開業。

・オオクワガタの養殖場を2階フロアに設置して産卵セット60ケース用意、本格的なオオクワガタ養殖生産を開始しました。

・2001年に外国産のクワガタ、カブトムシの種類が大幅に輸入解禁となりインドネシアやフィリピンの天然採取の昆虫生体を輸入する業者も増え、仕入れ販売を開始しました。

・翌年の春には約200ペアのオオクワガタが成虫となり、お店を中心に平均単価5000円で販売し、残ったものは近くのペットショップへ卸しました。

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