タランドゥスツヤクワガタ♂82.4mm⑤

フラット型ケース+造形流木M01の組み合わせによるパターンCジオラマ標本(01)

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ジオラマ標本作製キットを活用したタランドゥスツヤクワガタ♂82.4mm製作方法の説明

今回のジオラマ標本製作方法の説明に登場するのは、漆黒色の光沢フォルムのアフリカ最大種タランドゥスツヤクワガタ♂82.4mm今にも動き出すかのようなパターンC ジオラマ標本で再現します。
※ジオラマ標本キットの組み合わせはフラットケース+造形流木M01になります。

下記URL:YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=N3gkPo0178M



1.パターンC ジオラマ標本の完成画像

〇フラット型ケース+造形流木M01のジオラマキットを活用した、パターンC ジオラマ標本が完成しました。各方向からの画像を撮影したジオラマ標本のリアル感をお楽しみください。


2.仮置きによる配置レイアウトの確認

①造形流木M01の右の突起部にバランス良く配置出来るようにレイアウト確認を行います。

②タランドゥスツヤクワガタの6本の足を開いて配置のさい足が邪魔にならないようにします。

③タランドゥスツヤクワガタを右側の突起部に腹部を当てバランスを確認しながら仮配置します。

★ポイント:死んで即展翅して形を整え、2~3週間ほど乾燥させます。
各関節が動く程度の乾燥度合いがベストです。カチカチに完全に乾燥している場合は、ぬるま湯で柔らかくして各関節が動く状態にしてください。


3.タランドゥスツヤクワガタ♂を造形流木に接着固定

①綿棒に合成ゴム系接着剤を多めに取り出します。

②造形流木に綿棒で固定する突起部に多めに塗り付け接合力を増すよう10分待ちます。

③タランドゥスツヤクワガタの腹部の位置に接着剤が付くように固定します。

★ポイント:造形流木に固定させるため10分ほど指で角又は背中を指で挟んで固定を促します。
その後1時間強力に接着させます。


4. タランドゥスツヤクワガタの足を展翅成形+造形流木に接着

①各6本の足を虫ピンで展翅成形しながら位置決めして固定します。

②固定した足の爪先やフセツ部を水性ボンドで接着固定します。

③ケース内に乾燥剤を入れてフタをし、2週間ほど標本の乾燥を進めます。


5. 標本ラベルを貼り付けジオラマ標本完成

①乾燥が完了して、水性ボンドが乾いたら虫ピンを外します。水性ボンドが乾くと塗った所が透明になり、目立たなくなります。

②標本ラベルをジオラマ標本が隠れない位置にゴム系接着剤を標本ラベルの台紙下部に塗り貼り付け固定します。

③フラットケースのフタをしてパターンC ジオラマ標本の完成です。


6. まとめ

合成ゴム系の接着剤を参考に画像を紹介します。
標本は湿気に弱くカビなど発生すると黒く汚くなり標本は劣化します。冬は加湿器のある部屋には置かないでください。
基本フタは閉めた状態を維持すれば造形流木が乾燥剤を兼ねますので乾燥剤は不要です。
外部から標本を食べる小さな害虫が侵入するとその幼虫により内部から食べられ穴だらけ標本はバラバラになります。衣類の防虫剤は長持ちするので1年1回交換してください。