パターンB+造形流木S01 パプアキンイロクワガタ♂41mm

ミニキューブケース+造形流木S01の組み合わせによるパターンBジオラマ標本の製作(a)

ジオラマ標本作製キットを活用したパプアキンイロクワガタ♂41mm製作方法について

今回のジオラマ標本製作は小型のパプアキンイロクワガタの標本を使用して説明します。
下記URL:YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=e5OMaxOB52c&t=86s



1.造形流木にゴム系接着剤を塗布する

加工前標本を造形流木に固定するために、ピンセットで示す突起部に綿棒の先端に合成ゴム系の接着剤(100均万能ボンド)を塗布する。ボンド速乾のため⇒造形流木への塗布は素早く行う。
加工前標本を強力に接着するため、そのままの状態で3-4分塗布後待ちます。


2.加工前標本を造形流木に接着固定する

加工前標本のアゴをつかみを造形流木に接着固定する⇒10-15分動かさず待ちます。
アゴをつかんだまま、別の指で背中を軽く押し接着を促進させます。
加工前標本のアゴなど指で動かし固定出来ていることを確認します。

加工前標本は死んで直ぐはフニャフニャで固定出来ません、死んでから2-3週間ほど乾燥させ固まり、ある程度各関節が動く状態がベストです。
逆に完全に乾燥していると各部位を動かすと外れますので、ぬるま湯で軟化させてください。


3.加工前標本6本足を造形流木に固定する

加工前標本の6本の足は虫ピンで造形流木に固定して爪先やフセツ根本に爪楊枝(つまようじ)で水性ボンドを塗布して接着します。

水性ボンドは乾くとと透明になるため接着ヶ所が目立たなくなります。


4.標本ラベルを固定する

標本ラベルの台紙の裏全体に接着剤を塗布してケース土台部に固定させます。10分ほどで接着剤は固まります。


5.パターンBジオラマ標本の完成

パターンBのジオラマ標本完成しました。
ジオラマ標本キットを活用することにより、皆さんの大切に育てて思い出深いクワガタやカブトムシを皆さん自ら製作することが出来ます。


6.まとめ 追伸

合成ゴム系の接着剤を参考に画像を紹介します。
加工前標本を接着剤で固定するポイントは気持ち多めに塗布することです。多すぎると垂れてきますが、垂れない程度で抑えてください。

標本は湿気に弱くカビなど発生すると黒く汚くなり標本は劣化します。冬は加湿器のある部屋には置かないでください。
基本フタは閉めた状態を維持すれば造形流木が乾燥剤を兼ねますので乾燥剤は不要です。
外部から標本を食べる小さな害虫が侵入するとその幼虫により内部から食べられ穴だらけ標本はバラバラになります。衣類の防虫剤は長持ちするので1年1回交換してください。